妊娠中に急に増えたシミにショックを受ける人が多いようです。
ホルモンバランスが急速に変化し、その影響で身体や肌に大きな変化が起こった結果ではあるのですが、シミは目立ちますし、気になりますよね。
妊娠してからシミが出来やすくなったり、急に濃くなったり、シミについての悩みは尽きないようです。
かと言って、効果があるとされている美白化粧品であっても、妊娠中は敏感肌に傾きがちなため、使用できない可能性も高いです。
それでは、シーバムコントロールVCは妊娠中に使用できるのでしょうか。
口コミを見ていると、シーバムコントロールVCはシミに効果があるようなのですが、妊娠中に使っても安全なのかどうかが気になりますよね。
そこで、シーバムコントロールVCは妊娠中や授乳中に使っても問題ないのかどうかについて調べてみました。
シーバムコントロールVCは妊娠中・授乳中でも使っていいの?
まずは公式サイトをチェックしてみました。
でも、どこを探しても、妊娠中や授乳中に使ってもいいかどうかといった情報が見つかりませんでした。
公式サイト以外でも検索してみたのですが、はっきりした情報はありませんでした。
こうなると、シーバムコントロールVCを妊娠中に使ってもよいかは不明です。
現在妊娠中の方は、念のため事前に発売元に問い合わせておいた方が良いと思います。
もしくはかかりつけの専門医に相談してみましょう。
シーバムコントロールVCに添加物は入ってる?
シーバムコントロールVCローションの成分一覧がありましたので引用しておきますね。
<プリモディーネVCローションの成分>
水、ペンチレングリコール、アスコルビルリン酸Na、クエン酸Na、α-アルブチン、
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、グルタミン酸Na、1,2ヘキサンジオール、
ポリクオタニウム-51、クエン酸、クオタニウム-73、ローズマリー葉エキス、ハトムギ種子エキス、酵母エキス、BG
こういった全成分の表では、配合量が多いものから順に表示するのが決まりです
シーバムコントロールVCローションには危険なものは含まれていないでしょうか。
この成分表の中に、パラベンやフェノキシエタノール、合成界面活性剤、着色料の表示がありません。
シーバムコントロールVCローションは無添加にこだわっているので、これらの成分を配合していないのですね。
洗顔後、一番最初に付けるのが化粧水であり、そこに添加物が配合されていたら安全性が低い気がしますよね。
肌に負担をかけることが分かっていても、品質を保持するために使用している化粧品がほとんどの中、シーバムコントロールVCローションは添加物の使用を抑えています。
なので、敏感肌の人でも使用できるのですね。
ただ、防腐剤が入っていないと製品が劣化してしまわないのかという別の心配も生じますよね。
その点、シーバムコントロールVCローションは天然ハーブと感光素ピニオンを配合することで品質を保持しています。
天然ハーブであるローズマリーの防腐効果や、大腸菌や黄色ブドウ球菌を短時間で死滅させてしまうほどの防腐力・抗菌力のある感光素ピニオンを利用しているのですね。
感光素ピニオンに至っては、そこまでの殺菌効果があるにもかかわらず、皮膚の常在菌には影響のない優れた性質のおかげで、敏感肌であっても問題なく使えるのが特徴です。
この力で、ニキビや吹き出物を抑止してくれますよ。
こんなに美容成分がたっぷりなのに、無添加なんて、安全性が高い証拠ですよね。
ビタミンC誘導体に危険性はないの?
シーバムコントロールVCローションの特徴としては、ビタミンC誘導体が複数配合されていることです。
水溶性のビタミンC誘導体であるAmitos 3GAは8%配合されています。
他にも浸透性ビタミンC誘導体アプレシエAPPSであるパルミチン酸アスコルビルリン酸3Naを1%配合されていますが、このようなビタミンC誘導体というのは危険性がないのでしょうか。
調べてみました。
濃度1%浸透型ビタミンC誘導体APPS配合のデメリット
実はAPPSを配合している化粧水を使うことでデメリットが生じます。
それは、肌への刺激が起きるということです。
ぜったい起きるというわけではなく、起きやすい条件下であれば起きる可能性があるのですが、その条件とは、ビタミンC誘導体や配合している成分が不純な低品質のものであったり、高濃度のものであったりする場合です。
肌にピリピリ刺激を感じてしまうこととなります。
ビタミンCは肌に良いものというイメージだと思いますが、実はビタミンCの皮脂抑制効果が過剰に発揮されてしまうと肌は乾燥してしまいます。
摂取すればするだけ良いというものでもないのですね。
そして、高濃度のビタミンCを摂取したところで、浸透力とのバランスが保たれていないと肌へ浸透しないままで、付けても無駄になってしまいます。
折角APPSが配合されている化粧水を使うのですから、効果を最大限に引き出したいですよね。
それには0.1~1%ほどの低濃度のものを一日のうちに何回も付けるようにした方が効果的です。
また、盲点かもしれませんが、直射日光や紫外線はビタミンCを破壊してしまいます。
日が当たらないところに保管しておきましょう。
もし沈殿してしまうようであれば、冷蔵庫で保管することをお勧めします。
基本的には室温で問題ないとは思うのですが、夏場には気を付けてくださいね。
保管方法にも気を配れると、より効果を発揮できそうですね。
敏感肌の人は気を付けて
弱いと言えども、APPS配合の化粧水は刺激があることは事実です。
そして、敏感肌の人はその刺激を感じやすいかもしれません。
もし刺激を感じてしまったら、保湿成分を含んでいる化粧水・美容液を併用しましょう。
もしくはAPPSを配合している上に保湿成分が強化されている化粧水であればなお良いですね。
ニキビに悩んでいる人であれば、低濃度のAPPS配合化粧水を選びましょう。
高濃度の方が効きそうな気がしますが、肌の乾燥が促されたり、肌荒れを起こしてしまったりという危険性と隣り合わせになります。
発疹やかゆみ、赤みが出てしまうと使用できなくなってしまいます。
それよりも低濃度のものを一日に何回も使用する方がよっぽど効率的ですよ。
目や口に入っても同じように刺激を感じますので、入らないように注意して使ってくださいね。
濃度8%水溶性のビタミンC誘導体(Amitos 3GA)は安全?
さて、8%も配合されているAmitos3GAは安全なのでしょうか。
ちなみにAmitosとは
「アミトース」
と読みます。
「日本香粧品学会誌」
でも紹介されたのですが。もともとビタミンC誘導体の効果を持っている上に、抗酸化作用、コラーゲン産生促進作用のようにエイジングケアの効果まで期待できるビタミンC誘導体なのです。
コストパフォーマンスの良さで知られ、高配合製剤の開発に適しています。
もう一つの利点とては、時間が経っても成分が安定しており、ビタミンCで起こりがちな着色劣化が非常に起こりにくいというところです。
安全性に問題はない成分といえるでしょう。
防腐剤代わりの「ローズマリー」には注意
妊娠中という点で気を付けてほしい成分はローズマリーです。
防腐効果を狙ってシーバムコントロールVCローションに配合されているのですが、実は妊娠中にはローズマリーは摂取してはいけないハーブなのです。
どうして摂取してはいけないのかといいますと、ローズマリーに通経効果があるからです。
通経効果とは生理を促す作用であり、生理不順や生理痛の緩和に効果があります。
その効果ゆえに若返りにも期待が持たれているのですが、それほど強く卵巣の機能や女性ホルモンの分泌に影響を与えているということです。
妊娠中には使用しない方が無難でしょう。
まとめ
シーバムコントロールVCローションにはパラベンや合成界面活性剤などの添加物が入っていません。
そういう点では添加物の副作用を気にすることなく使用できそうですよね。
ただ、防腐剤代わりに天然ハーブであるローズマリーを配合していますが、若返りの効果もある反面、卵巣機能や女性ホルモンの分泌に影響を与えやすい成分であるため、妊娠中には注意が必要です。
ビタミンC誘導体も濃度が濃すぎると肌を乾燥させてしまいますが、シーバムコントロールVCローション程度の濃度であれば問題ないと思われます。
シーバムコントロールVCローションが妊娠中・授乳中にも使用できるかどうかについては、公式サイトでも言及されていません。
不安に思われるのであれば、専門医や発売元に相談してみることをお勧めします。
シミという妊娠中の大きな悩みが、シーバムコントロールVCローションで改善されたら良いですね!